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第62回 秋田市芸術祭
『古典芸能のつどい』

令和元年11月23日(土・勤労感謝の日)
12時30分 開場
13時 開演(終演予定 15時30分ごろ)
秋田市文化会館第大ホール
入場料 1,000円(前売券・当日券共に)

今年もまたこの季節が

「一般社団法人 秋田市文化団体連盟」に加盟し長く活動を継続している港柳会(こうりゅうかい)の代表、花柳仲登嗣です。

実母である師匠・花柳登代仲から数年前に代表のバトンを受けました。

その時、自分で「若芽の会(旧・若芽の勉強会)」を主宰していましたので。
港柳会の副代表は担っていたものの、まさか港柳会を引き継ぐことになるとは思いもよりませんでした。

港柳会の命名者は師匠の一番弟子であるSさん(故人)です。
師匠との師弟関係は、わたしがこの世に生を受ける前から長きに渡っていました。

土崎港に検番(見番:芸者さんの取り次ぎなど行なっていた場所)があり、そこに師匠が子どもの頃から先生と通っていたことでその地にご縁ができ。

出稽古場をお借りしていた場所に看板を掲げさせていただいたり、「土崎神明社例祭(土崎港曳山まつり)」の演芸指導を仰せつかったりしています。

師匠が通った出稽古場は閉じてしまいましたが、わたしと土崎との縁は年々深くなってきました。

わたしが高野の坂という地点を上り下りして指導に向かったり家に戻ったりをしているのですが、どうやら地元の方に地元在住者(もしくは出身者)だと思われていたらしく。

そうではなく部外者だと知られると大変に驚かれます。

それぐらい土崎という地に熱い人間ですので、「港柳会」という会の名前は、わたしが後を受けるべくものだと強く感じるようになったのは近年のことです。

柳はまた、流儀の「花柳流」にも通じます。

港の花柳先生といわれて、ジワジワと知名度を上げている実感を覚える今日この頃です。

その港柳会代表として年に一回、秋田市文化会館の大ホールに立たせていただく機会が今年も訪れました。

年中行事的な催しで、また、持ち時間や支度にも制約があり、どうしても消耗戦・消化試合的な舞台になりがちなのですが。

1,000円というチケットをご購入いただき、ご覧くださる数百のお客様に少しでも楽しんでいただけるよう。

目の覚めるような(どうしても眠い時間帯なのです・・・)舞台を、と考え、あの手この手で毎年挑んでおります。

さて今回の清元の「うちわ売り」という演目は。

 江戸時代のクールなアイテム、うちわ。
 夏に涼を取るだけでなく、かまどの火をおこすとき、魚を焼くとき、作ったものを冷ますときなど台所用品としても重宝されました。
 そこに個性やオシャレを求めた人々の流行を敏感にキャッチし、ワイドショーの話題になりそうなネタを持ち出して、庶民の興味を引いていた「うちわ売り」の商いの風情です。
(古典芸能のつどいプログラム解説文より)

どこを探しても、このような記述はありませんが。

解説文はプログラムを手に取った方が読まれて、ちょっとでも「見たい」と思ってくださるようなキャッチーな内容にしています。

わが家だけ解説のテンションが、いつも違います(笑)。

そしてまた今回は、たまたま長唄「岸の柳」でお出になる猿若聖花先生とプログラム順が続いたので。

打ち合わせの最中に冗談で、

「綺麗な芸者のお姐さん(聖花先生)に、うちわ売り付けに行きますw」

と発言したら「アラそれ面白そうじゃない!?」と思いがけない反応から、2曲をひと舞台(緞帳の上げ下ろしの転換をせず繋げていく)でお見せすることになりました。

安い(身分の)うちわ売りが、お姐さんにうちわを勧めるが、体良く断られた他にからかわれて、更にうちわを持って去られる、という。

なんとも締まらない感じながら気を取り直して商いする、そういう流れになりそうです。

こういった試みは今までに無かったことなので、ちょっとこの度の目玉になっているのではと思います。

思いがけず曲の編集(アレンジ)や絡みの部分の振り付け、舞台の背景や段取りなどもさせていただけるので。

いつも以上に張り切りモードで楽しんでいただけるよう頑張ります!!

〜チケット絶賛発売中です〜

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